あとがき


 はじめまして。どうもこんばんは。文月水無です。
 さて、初の試み。あとがきです。
 まぁ、初と言っても初めてUPした小説なので当たり前ですがね。
 で、今作「中学生日記」についてです。
 本作は「二岡友子編」「阿部慎編」からなる二部構成のつもりです。
 まぁ正直、片方だけ読んでもつまらないしボリュームないでしょう。二つ読んでも時間の無駄が増えるだけかもしれません。
 が、一つだけ読むよりはマシになると考えます。

 これを書いたのは文芸部の課題として出すためです。
 テーマは「実話」
 作中人物はほぼモデルがいますし、だいたいの出来事は実際あったことです。
 ゆえに書きやすくはありましたね。

 ちなみに、名前は某球団のファンなら速攻わかったでしょうが、ほとんど考えてません。
 自ら名前がつけられるセンスがほしい……。

 一般に公表することにも快く許可を出してくれた知人には感謝です。

 私的なことですが、16の春。自分も高橋君のようにストーカーと呼ばれることになります。
 作中では高橋君は直接は言われていませんが、私は共通の知人を通じて言われました。
 その状況をなんとかプラス思考にもっていこうと、、その時期に書いた小説にはほぼ100%ストーカーが登場します。
 本作もその一つであり、最も心情を表しているものでもあるといえるかもしれません。
 枚数などの関係上、部誌に載せることはなさそうなのですが、私的には、結構気に入っている話です。
 出来はともかくとして、自分の気持ちをまとめるのに役立つし、当時を思い出します。
 「ストーカー」という言葉は、嫌いです。
 だって、その人は、ただ純粋に想う心があり、それを表現する手段がないに過ぎないから。
 いつか、もっと上手い手法で、それを描けることを願い、その第一歩として、本作を晒したということにして、締めてみます。

(2006-08-01)

    二岡友子編へ
阿部慎編へ
中学生日記Sver


トップへ